更新が必要な権利

どのような権利にもいくつかの詳細があり私達はそれらを全て把握しているわけではありませんがそれらの詳細について知っておくことによっていざその権利を行使するような機会が訪れた時に役に立ちます。今回取り上げている借地権については、さきほど『契約者間の対等な関係』について扱いましたが、それはこの借地権契約が『更新』の関係してくることがあるという点も関わっています。

例えば賃貸契約など、私達が一定の住宅を借りるような契約を結ぶ時は、その契約は永続するようなものではなく、ある程度の期間が定められており、その契約期間我慢領すればまったく手放す場合もあれば、契約を『更新』するような場合もあります。契約を更新することによって、その関係性が続くことになり、その結果契約におけるメリットを享受し続けることができます。

この借地権に関しても契約の更新があり、それは『通常借地権』のみに認められているものです。定期借地権の方には認められていません。定期借地権は一定の契約期間が満了した際には、契約を更新することが出来ず、基本的に建物も手放すことになります。通常の借地権では、契約に関して、建物を土地所有者に買い取って貰う『建物買取請求権』が認められています。